12鎌倉市 U様邸

この家で叶えたかったのは、
見た目の派手さではなく、子育てと仕事、
そして家事が無理なく回る暮らしでした。
自然を感じられる土地を選び、
細かな寸法まで丁寧に詰めながら
つくった住まい。この家には、
ご夫妻の実直で具体的な暮らしの感覚が、
そのまま形になっています。

鎌倉市 U様邸

Q1:当時、ご自身やご家族のライフスタイルにどんな変化があり、家を建てる決断をされましたか?奥様:ここの前は近くの2DKのメゾネット式の賃貸に住んでいたのですが、子どもが1人生まれて、やっぱり手狭だよね、という話になって。それで土地探しと建築会社を探し始めました。中古物件もちょっと見ていました。

Q2:どんな希望で土地を探していたんですか?奥様:夫が「家に囲まれたくない」っていう希望があって。周りが家、家、家、というよりは、少しでも自然が見えるところに住みたい、という思いがあったんです。だから、いわゆる“いい住宅街”といわれるような、家がぎゅっと並んでいる真ん中みたいな場所は、最初から選べなかったよね。

ご主人:庭も作りたかったので。多少高くなってもいいから、ちょっと大きめの土地を探していました。

奥様:そんな中で、この土地が出てきて、「いいよね、どうしようかな」と思っていたタイミングで2 人目の妊娠が分かって。それで、「これはもう早く決めないと」ってなった感じですね。

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Q3:イソダを知ったきっかけは?奥様:娘の保育園でいちばん仲の良かったお友達が、イソダさんで建てたお家だったんです。それがひとつのきっかけでした。お邪魔させてもらって、たぶん最初に気に入ったのは床ですね。無垢の木を使っていて、肌触りがすごく良かったんです。
それと、夏場にお邪魔したんですけど、外は結構暑かったのに、そのお友達が「エアコンつけなくても大丈夫だよ」って普通に言っていて。
実際、暑いはずなのにエアコンなしでも過ごせたのが印象的でした。

Q4:建築会社は、イソダ一社というより、いろいろ見ていた感じですか?奥様:そうですね。イソダさんを合わせて5 社ほど見ていました。ナチュラルなテイストの家を建てたかったので、最後はイソダさんともう一社に絞りました。

Q5:イソダにした理由は?奥様:実は、イソダさんの方が高かったんですよね。だから正直、最初は安い方を選ぼうかなとも思ってたんですけど・・・でも最後は、やっぱり営業の星野さんでした。話しやすかったし、相談しやすかった。
もう一社の営業の方は、ちょっとイケイケで押しが強すぎて嫌になった、というのもあります。最後は“人”だった、というのが大きかったです。
星野さんは質問に対して誠実だったし、返事も早かったし、コミュニケーションが取りやすかった。私、やりとりを文面に残しておきたいタイプなんです。後で「ああ言った、こう言った」ってならないようにしたいので、メール中心でやらせてもらっていて。そこにも、忙しい中でちゃんと対応してくださったのが良かったです。
両親も「結局、家って何かあった時にすぐ来てもらえる近くの会社の方が安心じゃない?」って言っていたのもありました。あとは、イソダさんだとキッチンも「好きなメーカーを入れられますよ」って言っていただけたんです。そこも大きかったです。
もう一社は大手の建築会社だったのですが、ある程度決まったものの中から選ぶ感じで、もちろんオプションはあるんですけど、「この中から選んでくださいね」というスタイルでした。
いろいろ調べていくうちに、だんだんこだわりが出てきちゃって。「好きなものを入れていいですよ」って言ってくださったイソダさんの方が、確かに大変なんだけど、その分自由度がありました。夫が料理をするのですが、身長が190 センチあるので、レンジフードが一般的な高さだと合わないんですよ。頭をぶつけちゃって、料理しづらくなっちゃう。そういうことも含めて考えなきゃいけなかったので、自由度も高いイソダさんにしました。

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Q6:どんなところが大変でしたか?奥様:家って、決めなきゃいけないことが本当にいっぱいあるじゃないですか。こだわりを持っていると「絶対これにしたい」っていうのも出てきて、かなり細かいところまで決めなきゃいけない。そこは大変でした。

Q7:ソーラーサーキットのことは、いつ頃から知っていましたか?ご主人:ソーラーサーキットを知ったのは、イソダさんのホームページを見てからです。そこで仕組みを知って、「あ、こういう考え方なんだ」って。

奥様:夫がエアコン嫌いなんですよ。エアコンをつけるとすぐ風邪をひく体質で。なので、「暖かくなりすぎない」「涼しくなりすぎない」みたいな、なるべく自然に温度が保たれる家がいいよね、というのがあって。そこでソーラーサーキットの仕組みもいいよね、ってなったんです。

ご主人:それも、イソダさんの決め手のひとつでした。

Q8:家づくりで特にこだわった部分や、譲れなかったポイントについて教えてください。奥様:間取りで言えば、うちは夫婦共働きで、しかもリモート中心なので、書斎はそれぞれ確保したかったんです。2 人とも3 畳くらいで、それぞれのスペースを取りました。
あと、小上がりの和室ですね。夫が冬にこたつに入って、ぬくぬくしながらパソコンをいじるのが好きなので(笑)。
それからキッチンですね。アイランドキッチンを入れたかったので、それなりのスペースをしっかり確保しないといけなかった。あと、家事ラクの回遊動線をつくりたかったんです。奥の方に脱衣室を少し大きめに取って、洗濯したらすぐ干せるようにしたかったので、そこもこだわりました。脱衣室は広めに取っていて、そのすぐ隣がウォークインなんです。
だから、干した服をそのままボンとしまえる。そういう家事動線は意識して、間取りを相談させてもらいました。

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Q9:イソダから提案されたプランはいかがでした?やりとりはスムーズでしたか?奥様:設計の方にプランをお願いする前に、星野さんが考えてくれた案があって、それがすごく参考になりました。
それを見て、「やっぱり私はこうしたい」みたいなのが出てきて。そこから「ああだこうだ」やりとりしましたね。2回目の間取り打ち合わせの時に、元の案のほかに「こういうパターンも考えられますよね」と別の間取りも提案していただいて、対比できるので頭の中が整理されて、方向性が定まっていきました。主人も私も仕事がエンジニアなので、寸法はすごくこだわりました。
一例を挙げると、キッチンと背面収納の幅をどうするか。たとえば900 くらいでできるか、大人2人が通っても邪魔にならないか、とか。

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Q10:デザインのコンセプトはどのように決めましたか?奥様:「ナチュラルだけど少し和モダン」みたいな感じがいいと伝えていました。インスタで見つけた写真なんかも一緒に見せながら、イソダさんとイメージを共有していきました。

Q11:「和モダン」という方向は、どこから来ていたんでしょう?奥様:本当は元は、ドイツで見た大きな三角屋根の白い壁の家が好きで、それをイメージしていました。でも、2階のスペースをしっかり取ろうとすると、大きな三角屋根は無理だったんです。
それで和モダンというキーワードが出てきました。なぜ和モダンなのかと言われたら、ちょっと思い出せないんですけども・・・。

Q12:鎌倉のこの辺りの環境もあるから、和モダンという言葉が出てきているのかな、と思いました。奥様:無意識に感じてたかもしれないですね。洋風になりすぎないけど、かといって和に寄りすぎない、ちょうどいい塩梅のデザインにできればと思いました。

Q13:設計段階で思い描いていたイメージと、実際に出来上がった家との間で、
ギャップや新たな発見はありましたか?
奥様:家づくりって、あとから「ああ、これこうしておけばよかった」っていう後悔が出るって、よく聞くじゃないですか。でも、私は大きな後悔はないです。たぶんそれは、作っている段階で寸法までかなり意識して相談していたからかなって思います。

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Q14:出来上がってみて、“ここは特に気に入っている”というところはありますか?奥様:吹き抜けですかね。やっぱり、きれいに光が入るので気持ちいいなって思いました。赤ちゃんもファンがくるくる回ってるのをずっと見てるんです。赤ちゃんって、みんなあれ好きなんですよ。メリーゴーランドみたいで。
あと、仕事部屋の位置も良かったですね。周りが自然の木に囲まれている感じがあって、私の方の部屋からは相模の方の花火まで見えて、びっくりしました。

ご主人:あと、キッチンはやっぱり、考えた通りのものができたので良かったよね。料理したくない日でも、楽しく料理できています。子どもがいるから、というのもあるんですけど、回遊動線はやっぱりいいですよね。子どもたちがずっと、ぐるぐるぐるぐる走り回ってるんですよ。それはやっぱり、いい環境だなって思いました。運動もできるし、ずっと動き回れる。子どももすごく楽しめる家になりました。

奥様:なんていうか、住んでいてまったく違和感がない家です。たぶん、最初から寸法までかなり詰めて考えていたからだと思います。注文住宅を建てた人の話を聞くと、「ここが嫌だったんだよね」っていうのが後から出てくることも多いじゃないですか。
でも、うちはそこをかなり詰めて考えたので、そういう違和感があんまりないですね。

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Q15:ソーラーサーキットについても少し伺います。ソーラーサーキットの家の快適性や、健康への影響は感じますか?奥様:冬は暖かかったです。引き渡しが8月で、まだ一年経ってないので、湿度の高い時期にどんな感じになるのかは、これからちょっと楽しみですね。

Q16:以前の住まいと比べて違いを感じるところはありますか?ご主人:以前住んでいた賃貸は第3種換気だったので、外気の影響を受けやすい感じがありました。
それが特に窓まわりに出ていて、汚れやすかったんです。でもこの家は第1種換気なので、窓まわりが汚れにくいですね。そこはやっぱり違うなと思います。

Q17:第1種換気と第3種換気って、どう違うんですか?ご主人:第3種換気は、排気を機械で行って、給気は自然に取り入れる方式です。つまり、外に出すのは機械、入ってくる方は自然、という感じですね。それに対して第1種換気は、空気を取り入れるのも出すのも機械で行う。だから、空気の流れをコントロールしやすいんです。

Q18:じゃあ、窓が綺麗なのは、そういうところから来てるんですね。ご主人:そうです。第1種換気の中でも熱交換型だと、外気の影響をやわらげながら空気を取り入れやすいんですよね。だから、第3種換気だと冬は冷気、夏は熱気の影響を受けやすいけれど、第1種換気だとそのへんをある程度コントロールしやすい。その違いはあると思います。
ただ、第1種はダクトの掃除とか、維持に手間がかかるんですよね。ソーラーサーキットとはまた別の話で、これは24時間換気の話です。ソーラーサーキットの空気の流れとは別に、室内の空気をどう動かすか、っていう話ですね。

Q19:ソーラーサーキットを入れる家って、基本的には第1種換気なんですか?ご主人:そんなこともないですよ。選択肢はあります。ご高齢で、お掃除が難しいから第3種にされる方もいるそうです。でも、そうすると室内が外気の影響を直接受けやすくなるので、やっぱり高気密・高断熱にこだわるなら、第1種換気にした方がいいですよね。
熱交換器がないとエアコンをたくさん使わなきゃいけなくなる。なので、僕の中ではその選択はなかったです。

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Q20:暮らしの中で、心や体に何か変化はありましたか?たとえば、リラックスできるとか、よく眠れるとか。奥様:まだ住んで1年くらいなので、そのへんは正直、まだよくわからないですね。でも、家が前より倍近く広くなったので、私の心のゆとりはすごくできました。

Q21:どんなゆとりですか?奥様:前の家は狭かったので、ひとつの場所に複数の役割を持たせないといけなかったんです。
たとえば家具をしょっちゅう動かしたり、赤ちゃんのバウンサーを「今はこっち、今はあっち」って移動させたり。そういうのをずっとやっていたので、地味にしんどかったですね。
あと、よくある賃貸って、お風呂の隣に洗濯機があって、干すのは外、みたいなつくりが多いと思うんですけど、私は室内干し派なんです。だから、お風呂に干して、換気扇を回して乾かす、みたいなことをずっとしていて。子どももいるので洗い物も多いし、それがすごく大変でした。
でも今は、大きめの脱衣室をつくったので、洗ったらそのまま全部バーッと干せる。それができるようになったのは、本当に楽になりました。

Q22:やっぱり、回遊動線を意識してつくったのが良かったんですね。奥様:そうですね。家事が楽になるように、そこを意識して家を建てたので。それは本当に良かったです。生活はすごく快適になりました。
あとは家事が楽になると、仕事のパフォーマンスへの影響は圧倒的にあると思います。

Q23:イソダの営業や設計、大工さんとのエピソードで、コミュニケーションの中で印象に残っていることはありますか?奥様:家を建てるのが初めてだったので、職人さんとの距離感とかも、正直これが普通なのかどうかもよく分からないのですが、ただ、星野さんとのやり取りでもそうですけど、全体的に「ちゃんとした人たちだな」っていう感じはありました。話していて嫌な感じがないというか、やっぱり「いい人たちだな」っていう印象ですね。

Q24:イソダの家づくりは、どんな人に合っていると思いますか?どんな価値観の人におすすめしたいですか?ご主人:うーん・・・「めちゃくちゃかっこいい家が欲しい」っていう人向きではないかもしれないですね。

奥様:イソダさんって、すごくスタイリッシュでシャープ、みたいな感じというよりは、もうちょっとあったかい感じというか。あと、家の中の設備にちゃんとこだわりたい人とか、そういう方にはおすすめかなと思います。
鎌倉で工務店を探してる、っていう話だったら、私はおすすめしますね。「それなら、星野さんに連絡するといいよ」って言うと思います(笑)。いわゆる「手づくり感」というか。ナチュラル系って言えばいいんですかね。ホテルライクみたいな家を目指してる人たちとは、ちょっと違う気がします。

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Q25:最後に「この家に住んでどんな暮らしが実現できたのか」をお聞かせください。奥様:私は、便利で、ちゃんと暮らしやすい家にしたいと思っていたんです。家事がしやすいとか、そういうこともすごく意識していたので。だから、暮らしがすごく楽になった、っていうのはありますね。
家事が楽になることで時間の使い方は変わると思います。その分、子どもとの時間が増えたり。やっぱりそういう時間は増えたのかなと思います。他のことにも時間をあてられるようになったのは大きいです。
個室ができたことで、自分の部屋でちょっと集中して何かできる時間も増えたかな、とは思います。

Q26:家づくりを検討している人に向けて、メッセージをお願いします。奥様:そうですね・・・まず、自分がどういうライフスタイルで暮らしたいのか、どういう生活をしたいのかをちゃんと考えることですかね。できれば、寸法まで意識できるといいと思います。
そこまでちゃんと考えられると、自分が求めている家に近づけるし、つくれるんじゃないかなって思います。ライフスタイルをイメージして、必要な寸法まで考えて、ちゃんと時間をかけて設計していけば、ちゃんと自分たちらしい家はできると思います。
今って、SNS とかInstagram とか、家づくりの情報がたくさんあるじゃないですか。「こういう家を建ててます」みたいなページもいっぱいあるし。だから、情報が多すぎて逆に大変でもあるんですけど、その中で、自分たちがどう暮らしたいのかをちゃんと持っておくことが大事なんじゃないかなと思います。

取材・文章/服部雄一事務所

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